アメックスプラチナの個人賠償責任保険は自動車にも適用されるの?
アメックスプラチナの個人賠償責任保険には1億円の補償があるのですが、その保険内容はどのような場合に誰に対して適用されるのかを見ていきましょう。
また、どのような場合には適用されないかの説明もしていきます。
・保険対象と保険金額
・保険が支払われる場合
・保険が支払われない場合
について書いています。
アメックスプラチナの個人賠償責任保険の金額、保険適用者と保険内容
保険対象と保険金額の概要
アメックスプラチナカードの個人賠償責任保険とはプラチナ・カード会員ならびに被保険者の方々が居住している住宅の所有・使用・管理および日常生活における行為によって生じた法律上の賠償責任を対象とするものです。
一回の事故に対する支払限度額は1億円です。
保険適用者
プラチナ・カード会員、配偶者、およびそれらと生計を共にする同居の親族、それらと生計を共にする別居の未婚の子供が被保険者となります。
アメックス・プラチナの個人賠償責任保険の保険金が支払われる場合
どのような場合に最大1億円の保険金が支払われるのか見てみましょう。
被保険者が日本国内・国外において次の事故によって、他人の身体を傷つけたり、財物を破損し、法律上の賠償責任を負ったとき、保険金が支払われます。
(1) 被保険者が居住する住宅の所有・使用・管理に起因する事故
(ただし、家主に対する賠償責任は補償されません)
(例)
● 屋根瓦が落ち通行人に当たってケガをさせた。
● へいに釘が出ていて、よその人の洋服を引き裂いた。
(2)日常生活に起因する事故
(例)
● 子供のキャッチボールでよその家の車や窓ガラスを壊した。
● 不注意で洗濯機や風呂の水をあふれさせ、階下の戸室の天井や壁を汚損した。
● 買物をしていて、誤って店の商品を壊した。
● 飼犬が通行人に噛みついてケガをさせた。
● 自転車で買物に行く途中、よその人に衝突しケガをさせた。
などというように、自分の所有物の事故によって他人に怪我をさせたり他人の物を損害してまった事故に対する保険です。
では次に、どのような場合に保険金が支払われないのか見てみましょう。
アメックス・プラチナの個人賠償責任保険の保険金が支払われない主な場合
(1) 被保険者の故意により生じた損害。
(2) 地震、噴火、津波、洪水、戦争、内乱、暴動、核燃料物質などにより生じた損害。
(3) 職務の遂行に起因する事故、または職務用の動産・不動産の所有・使用・管理に起因する損害賠償責任。
(4) 同居の親族に対する損害賠償責任。
(5) 被保険者の業務に従事中の使用人に対する損害賠償責任。
(6) 被保険者が所有・使用・管理する財物の損壊について、その財物につき正当な権利を 有する者に対して負担する損害賠償責任。
(7)自動車、航空機、船舶、銃器の所有・使用・管理に起因する損害賠償責任。
意図的に起こした損害や、同居の親族同による事故であったり、自然災害により生じた損害については保険の適用ではありません。また、自動車に対する損害賠償は無いので、自動車は自動車保険に入る必要があります。

アメックスプラチナの個人賠償積金保険のまとめ
アメックスプラチナの個人賠償積金保険は、一事故に対して1億円の補償があり、保険対象者はカード会員とその親族です。事故は日本国内だけでなく、海外においても適用されます。
個人賠償責任保険とは、自分の所有物の事故によって他人に怪我をさせたり他人の物を損害してまった事故に対する保険です。
また、意図的に起こした損害や、同居の親族同による事故であったり、自然災害により生じた損害については保険の適用ではありませんので、注意しましょう。
自動車に対する損害賠償をお求めの方は、自動車保険に入る必要があります。
