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体が酸化する食べ物と、体にとって抗酸化作用のある食べ物

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体が酸化するとは、体が老化すること。抗酸化作用のある食べ物を摂取して、老化防止に心がけましょう。

20歳半ばを過ぎると、女性でも男性でもシミ・しわ・たるみなどの「肌の老化」が気になり始めますね。もちろん誰でも「出来ることなら老化は防ぎたい!」また「老化を改善したい!」と悩まれています。

そこで、毎日沢山の野菜を取ることが出来るならアンチエイジング(老化防止)になる、ということを聞いたことはありますか?しかし、毎日毎食、野菜や果物ばかりを食べて生活することは難しいですよね。

そこでこの記事では「老化の防止になる食べ物」と「老化を促進する食べ物」、そして肌の老化の原因を詳しく説明したいと思います。また、日々の野菜不足を解消するために出来る解決策をご紹介したいと思います。

この記事は
・アンチエイジング・老化防止の食べ物とは?
・酸化(老化)する食べ物とは?
・野菜不足の解消する解決策
について書いています。

抗酸化作用のある食べ物はアンチエイジング・老化を防ぐ

まず、老化の原因である活性酸素の発生を抑える作用のことを、抗酸化作用といいます。抗酸化作用のある食べ物は、体の酸化を防ぐので老化を防ぎます。

日々の食生活において、できるだけ多く抗酸化作用のある食べ物を取ることが、若さを保つ秘訣に繋がります。では私たちが日々、スーパーで気軽に買うことが出来る抗酸化作用のある食べ物を見てみましょう。

抗酸化作用のある食べ物・バナナ
・緑黄色野菜:カボチャ、ニンジン、ピーマン(カロチン成分)
・トマト(リコピン成分)
・ナス(アントシアニン成分)
・キャベツ
・ブロッコリー
・ケール
・ほうれん草
・香味野菜:ニンニク、ショウガ、ネギ、セロリ(臭い成分のアリシン)
・蕎麦(ルチン成分)
・大豆(イソフラボン成分)
・緑茶(ポリフェノールとカテキン成分)
・ベリー類:ブルーベリーやラズベリー、ブラックベリー、イチゴなど(ポリフェノール成分)
・アボガド(ビタミンC)
・アーモンド(ビタミンE)

老化を防ぐ抗酸化作用のある食べ物は、スーパーでも簡単に手に入る食べ物すね。多くの野菜や果物が、老化を防ぐ抗酸化作用のある食べ物ですね!

また、抗酸化作用については、こちらの記事に詳しく説明しています。

抗酸化作用とは?抗酸化物質は免疫力アップと老化防止になる食物と成分

では次に、体を老化させてしまう酸化作用のある食べ物を見てみましょう。

体が酸化する食べ物は、体が老化する食べ物

では、酸化する食べ物どんな食べ物か見てみましょう!

酸化する食べ物とは、体内で酸素が酸化して「活性酸素」となり老化を引き起こす原因になる食べ物です。

酸化する食べ物は、空気中の酸素と食べ物が触れることで変質するものです。例えば、リンゴの皮をむいて時間がたつと、リンゴの表面が茶色く変わっていく現象のことを酸化と呼びます。

老化を防ぐためには、なるべく酸化していない食べ物を食べることが大切です。酸化している食べ物は大きく分けて3つのカテゴリーがあります。

酸化した食べ物・油を使った食べ物
・添加物の多い食べ物
・脂質の多い食べ物

上記の3つのカテゴリーには、どのような食材があるのか具体的に見ていきましょう。

油を使った食べ物

酸化しやすい食べ物の代表は、油を使った食べ物で時間がたったものです。

酸化した食べ物:油を使った食べ物・カップラーメン
・インスタント食品
・ポテトチップスなど
酸化した食べ物は、私たちの生活の中に溢れていますね。近代、便利さを求める生活になってからは、上記のような酸化した食べ物は簡単に手に入るようになりました。
しかも、それらの食べ物は美味しくできているため、食事を作ることが面倒な時の依存率も高いのではないでしょうか。

添加物の多い食べ物

添加物の多い食べ物は、体の中で毒物と判断されるので活性酸素が活発化してしまいます。活性酸素が活発化すると、老化が促進されます。

では、添加物とは、一体どのようなものを言うのでしょう。

実際に食糧品の買い物する時に、パッケージを見て頂くと分かると思いますが、酸化防止剤や、発色剤亜硝酸ナトリウム硝酸ナトリウム、合成甘味料であるアスパルテームサッカリンが成分表示に書いてあると、これらは全部添加物です。

添加物の多い食べ物・加工肉 (ハムやソーセージなど)
・甘い飲み物(ソーダなど)
・かまぼこなどの練り物
・乾燥させた食材
・パンやお弁当
・お惣菜など
添加物の多い食べ物も、便利な世の中だからこそ増えてきた感じがしますね。暑い時期になると、ついついソーダなどが飲みたくなってしまいますし、お弁当やお惣菜などはコンビニでも簡単に手に入りますから、頻繁に買われる方も多いのではないでしょうか。
私たちが日常に食べている食べ物が、老化を促進させている原因だとはびっくりですね。

脂質の多い食べ物

そして、脂質の多い食べ物を食べると、体内でコレステロールや中性脂肪が増えます。血液中にある脂肪は、活性酸素と結びつくことで「過酸化脂質」といいう悪い物質に変ります。

この過酸化脂質は皮膚の老化に繋がります。

脂質の多い食べ物・牛や豚のばら肉
・サーロイン
・鶏の皮・モモ肉
・ウインナー
・アンコウの肝
・マグロのトロ
・フライドポテトなど揚げ物
・マーガリン・バター
・マヨネーズ
・クリームチーズなど

(注)逆に、青魚の油などは悪玉コレステロールを減らす良い油です。

日常に何気なく食べている食事には、酸化する食べ物が多く含まれていますね。しかし、酸化する食べ物の中には野菜や果物が含まれていないことに気が付かれましたでしょうか?

できるだけ野菜を多く摂取することが、体を酸化(老化)から防ぐために大切なことです。

老化を防ぎ、シミ・しわ・たるみを予防する食べ物と青汁についてのまとめ

この記事では、①老化の防止になる食べ物(抗酸化作用のある食べ物)と②老化を促進する食べ物(酸化作用のある食べ物)をご紹介しました。抗酸化作用のある食べ物は、主に野菜や果物を食べることで若返りの効果があります。

酸化する食べ物は、大きく分けて3つのカテゴリーがあり ①油が多く時間がたった食べ物 ②添加物の多い食べ物 ③脂質の多い食べ物です。毎日の生活では、その3つのカテゴリーのうちの何かを口にしている方も多いかもしれません。

若さを保つ為には、なるべく野菜中心の生活をすることが大事ですね。

また、抗酸化作用のあるビタミンCの含有量の多い食べ物ランキングはこちらをご覧くださいね。

ビタミンCの食べ物ランキング・1日に必要な摂取量はどのくらい?
ビタミンCは体に良いと聞くけれど、毎日どのくらいのビタミンCを摂取すべき?そして、レモンにはどのくらいのビタミンCが含まれているの?という疑問をお持ちの方に、日本人に必要な摂取量と、ビタミンCの含有量の多い食べ物ランキングをご紹介します。

食品の成分につきましては、文部科学省が食品成分データベースを公開していますので、是非参考にしてみてくださいネ。

 

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