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1日に必要なカロリー摂取量:男性と女性、年齢で必要なカロリーは違う

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人が1日に必要なカロリーとは?生活スタイルによって、必要なカロリーは異なります。

ダイエットや健康の為に食事のカロリーを気にする人は多いけれど、人が一日に必要なカロリーを知らない方も多いのではないでしょうか。

食品を買うと、栄養素の成分表に一日に必要なカロリーの%が記載されていますが、それはざっくりな基準であり、本来は男性と女性、または年齢によっても必要カロリーは全く異なります。

また、専業主婦などで自宅で過ごすことが多い人の必要摂取カロリーと、毎日外へ出かけて体を動かして過ごす人の必要摂取カロリーも異なります。

そこでここでは、生活スタイルや年齢、性別によって必要摂取カロリーをご紹介します。

この記事は
・カロリーとは?
・必要摂取カロリー
について書いています。
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カロリーとは?

まず、生体が外界から摂取するエネルギーは、生命機能の維持や身体活動に利用され、その多くは最終的にとして身体から放出されます。

このため、エネルギー摂取量、消費量及び身体への蓄積量は、これと等しい熱量として表示され、栄養学ではカロリー(cal)が用いられます。

エネルギー摂取量は、食品に含まれる脂質、たんぱく質、炭水化物のそれぞれについて、エネルギー換算係数(各成分1 g 当たりの利用エネルギー量)を用いて算定したものの和です。

一方、エネルギー消費量は、基礎代謝、食後の熱産生、身体活動の三つに分類されます。

そして、エネルギー出納バランスは、「エネルギー摂取量-エネルギー消費量」として定義されます。

エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る状態が続けば体重は増加し、逆に、エネルギー消費量がエネルギー摂取量を上回る状態では体重が減少します。

取るエネルギーより使うエネルギーが多ければ、ダイエットが成功する仕組みですね。

炭水化物についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

>>炭水化物とは?炭水化物の多い食品・糖質と食物繊維の多い食べ物の比較

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人が一日に必要な摂取カロリーとは?

必要摂取カロリー = 消費カロリー

人が生きていくためには、必要摂取カロリーが消費カロリーを補える状態が好ましいですね。

一般の成人に比べて、高齢者、乳児、小児、妊婦などでは、それぞれ特有の配慮が必要となります。

また、若年女性はやせの者の割合が高く、平成 29 年国民健康・栄養調査では 18〜29 歳の女性で 20.9% となっています。若年女性では、5人に1人にやせ過ぎがみられるようです。

若年女性の低体重は骨量低下を来しやすく、将来の骨粗鬆症のリスクとなるので、過度な痩せすぎには気を付けてくださいね。

SNSやメディアでは、痩せた女性が多く見られますが、それを真似して痩せすぎると、今は良くても、将来的に骨が折れやすくなってしまいますので、気を付けたいですね。

成人(妊婦、授乳婦を除く)で短期間に体重が大きく変動しない場合には、

エネルギー消費量=エネルギー摂取量=エネルギー必要量

として、自分に必要なカロリーを見ることが出来るでしょう。

年齢別、性別別、必要なカロリー摂取量

そこで、厚生労働省では、年齢別、性別別の、必要なカロリー摂取量は次の様に示されています。

(注1)身体レベルとは、、低い、ふつう、高いの三つのレベルとして、それぞれⅠ、Ⅱ、Ⅲで示されています。

(注2)レベルⅠは自宅にいてほとんど外出しない者に相当します。

(注3)また、妊婦さんの場合には、必要摂取カロリーの増加が必要ですが、妊婦個々の体格や妊娠中の体重増加量及び胎児の発育状況の評価を行うことが必要ですので、お医者さんと相談してくださいね。

上記の表を参考に、例えば40歳の夫婦の場合、女性は専業主婦で、男性は外で体を使う仕事だとします。一日を家で過ごす主婦の一日の必要摂取カロリーは1750KCALですが、外で体を使う旦那さんは3,050KCALが必要摂取カロリーです。

性別でも摂取カロリーの差はありますが、体を使うか使わないかによっても必要摂取カロリーには大きな差が出ます。

(注意)カロリーセロの人工甘味料の飲み物などを見かけることもあると思いますが、どんなにカロリーがゼロでも太らないという事ではないので、気をつけてください。

人工甘味料の危険性とは?砂糖の200倍の甘さは、体が錯覚を起こしてしまう
人工甘味料の危険性とは、カロリーゼロの場合がほとんどですが、砂糖より200倍から600倍の甘さがあり、この甘さが体に錯覚を起こし、肥満に繋がります。化学合成によって作られた人工甘味料は、身体にさまざまな副作用を起こしますので、ご説明します。

また、栄養素とカロリーのバランスの取れたNoshの食事の宅配サービスは、おすすめです。

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1日に必要なカロリー・男性と女性、年齢で必要な摂取カロリーのまとめ

この記事では、人が一日必要なカロリーについてご説明しました。

栄養学でカロリーとは、エネルギー摂取量、消費量及び身体への蓄積量は、これと等しい熱量として表示されます。

同じ体重をキープする人にとっては、エネルギー摂取量とエネルギー消費量が同じであることが理想です。

また、ダイエットをする人にとっては、エネルギーの消費量が摂取量よりも上回ることによって体重を減らすことができます。

年齢や性別によって必要な摂取カロリーが異なりますので、家族で食事をするときも食べる量などを考慮することは良いかもしれませんね。

また、どうしてもたくさん食べたいけれどダイエットもしたいと思う方は、寒天ダイエットがおすすめです。

参考:厚生労働省・日本人の食事摂取基準2020年

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