ハナビラタケによって免疫力が強化され、末期ガン患者の生活の質が著しく改善する。
ハナビラタケを摂取するマウスの実験では100%ガンが消滅したことが証明されましたが、人に応用することはできるのでしょうか。
化学的な抗ガン治療ではなく、自然の力での抗ガン治療ができるなら、それほど望ましいことはないはずですよね。
そこで前回ご紹介した健康365では、人に対する効果についての「ハナビラタケ」の続編が書かれています。
ここでは、丸山ファミリークリニックの丸山哲弘院長による、「ハナビラタケは人にも効果大で抗ガン成分4倍の増強食で末期ガンは消え再発なし」という題目で書かれている記事をご紹介します。
この記事は、2011年、健康365 (2011 NOVEMBER) に掲載されたものです。
ハナビラタケに含まれる抗がん成分は、腸内の受容体を刺激し免疫力を強化
地域に根差した家庭医療を実践するため、私が長野県飯田市にクリニックを開業して5年がたちました。
医師としての私の方針は「患者さんに最適な治療法を選び、実践すること」です。そのためにサプリメント外来も設置して、患者さんの治療にあたっています。
私が患者さんに健康食品をとっていただく場合、その健康食品に関する疑問は徹底的に解明することにしています。この記事でお話しするハナビラタケ増強食についても同様です。
ハナビラタケの研究が進むまでは、分子量が人間の腸で吸収できる大きさを超え、消化吸収を助ける酵素もないβ(1-3)グルカンを経口投与(口からとること)することは難しいと考えられていました。
その後の研究によって、人間の腸の粘膜にはβ(1-3)グルカンの受容体(一種のセンサー)があり、口からとったβ(1-3)グルカンが腸を通過するときに、この受容体を刺激してサイトカイン(抗ガン作用・抗ウィルス作用を持つたんぱく質)を生み出すと判明したのです。そしてNK(ナチュラルキラー)細胞をはじめとする免疫細胞が活発になることが確かめられました。
この作用は、健康な時よりも病気やストレス、老化などによって腸の粘膜が減少したときに強く反応することもわかっています。
ハナビラタケを試したガン患者さん全員の生活の質が向上し消失例も出現
私のクリニックでは現在、8人の患者さんに癌の治療と併用して、ハナビラタケ増強食をとっていただいています。患者さんに実感をたずねたところ、「吐き気や倦怠感など、抗ガン剤の副作用が治まった」「食欲が出てきた」「夜、ぐっすり眠れるようになった」「下痢の回数が減った」など、8人全員がQOL(生活の質)の向上を喜んでいらっしゃいます。
私は、血液検査の結果からも、ハナビラタケ増強食の有効性を確認しています。二人のガン患者さんの例をご紹介しましょう。
♦リンパ球が増えてガンが消失したAさん(男性:65歳)
Ⅱ期の肺がんを告げられたAさんは手術後、抗ガン剤治療を受けていました。当初、リンパ球の数は2000でしたが、ハナビラタケ増強食を朝・晩の食後に2粒ずつ、1日計粒とったところ、一カ月後には2356、3カ月後には4800と、リンパ球の数が大幅に増えたのです。
ご存じのように、白血球に属するリンパ球は免疫力(体にとって異物であるウィルスや細胞などに抵抗する能力)の要です。リンパ球の増加は、ハナビラタケ増強食によってAさんの免疫力が強化されたことを示しています。抗ガン剤の投与によって減少したリンパ球が増えたということは、驚くべき事実です。
また、ハナビラタケ増強食をとる前には5600あったAさんの好中球の数が、3カ月後には4800に減少しました。好中球は白血球の一種で、炎症が起こると増える免疫細胞です。好中球の減少は、ガンの進行に伴う炎症が抑えられたことを意味しています。
その後、Aさんの腫瘍マーカーの数値は基準値域内で安定するようになり、ガンが消滅しえいることも確認されました。もちろん、現在まで再発や転移はありません。
♦末期ガンのQOL(生活の質)が著しく改善したBさん(男性:59歳)
末期の肺がんを告げられたBさんは、強い抗がん剤の投与によって、リンパの数が1400まで減少していました。ところが、ハナビラタケ増強食をとりはじめて1か月後には、1900に上昇したのです。
免疫力の向上を示すかのように、Bさんは抗がん剤によって悩まされていた嫌悪感や食欲不振、関節痛などが軽快したと、とても喜んでいらっします。
ハナビラタケ増強食は、強力な抗ガン作用をもつβ(1-3)グルカンが、従来のハナビラタケの健康食品より4倍も含まれています。
患者さんたちの笑顔を見るたびに、ハナビラタケ増強食を選んだことに間違いがなかったと自信を深めています。
丸山哲弘(まるやま てつひろ)さんは、1959年、長野県生まれ。1986年、鳥取大学医学部卒業後、信州大学医学部付属病院、長野赤十字病院、佐久総合病院、飯田市立病院勤務を経て、2006年、まるやまファミリークリニックを開業。糖尿病や慢性関節リウマチなど、50を超える学会や協会から専門医・指導医の認定を受けています。
長野県飯田市大瀬木1106-2
TEL:0265-32-1666
(電話のみのご相談には応じておりません。)
公式サイト:http://maruyama-fc.com/
ハナビラタケで免疫力が高まる仕組みのまとめ
ハナビラタケに含まれる抗がん成分は、人にも効果があることことを証明しました。ハナビラタケの効果は実験マウスだけではなく、人間のガンも消滅できるということです。
抗ガン治療を受けると嫌悪感や疲れ、また食欲がなくなりだんだんと弱っていく方が多くいますが、ハナビラタケの摂取をして、免疫力を上げ、元気を取り戻していただきたいですね。
ハナビラタケは、きのこそのものとしてもスーパーマーケットで購入することもできますし、ハナビラタケパウダーもあります。
ハナビラタケは食感も美味しいキノコですし、日常から摂取に心掛け、常に免疫力の強化を保てるといいですね。
♦東京薬科大学の研究
抗がん剤投与によりリンパ球が減少してた後でも、ガンが消失が可能である事例
♦元患者さんのハナビラタケによる、ガン克服体験記
ハナビラタケ摂取によるガンの克服体験記#1:前立腺ガンと大腸ガン
ハナビラタケ摂取によるガンの克服体験記#2 17歳の骨ガン 66歳の乳ガン