腸の調子が悪い時の対処法・慢性的な下痢や便秘を解消する方法は食生活の改善が一番！
「腸の調子が悪いな」と感じる方は、慢性的に下痢の症状があったり、慢性的に便秘の症状があったりする人が多いようです。
慢性的に腸の調子が悪いと、一度薬を飲んでも長期的に腸の調子が改善されるわけではありません。
そこで、長期的に腸の調子の改善をするには、整腸作用のある食べ物を食べたり、整腸作用のある成分を摂取する方法が、慢性的な腸の不具合を改善してくれます。
・整腸作用のある成分とは
・整腸作用のある食べ物リスト
について書いています。
腸の調子が悪いときに、現れる症状と下痢や便秘の原因
腸の調子が悪いと、慢性的に下痢気味だったり、慢性的に便秘気味な状態になってしまいますね。
そして、時にはお肌のトラブル、肌荒れ、ニキビ、乾燥肌や油肌などの様々な症状が出てきます。
2013年（平成25年）の国民生活基礎調査によれば、便秘の有訴者率は、男性が約33.1%、女性は約67%であるそうです。
男女ともに60歳以上になると急激に増加するが、女性では20歳代で増加します。便秘があると慢性腎臓病や末期腎不全になりやすいとの報告もあります。
また逆に慢性的に下痢の方は、小腸での栄養分の吸収が十分にできない為、痩せ気味の方も多いかもしれません。
ですので、下痢も便秘も腸の不具合を避けるためには、腸の調子を整えることが大切ですね。
また、日常において水道水を飲んでいる方は、ご自分でも気が付かないうちに体に影響を与えているかもしれませんので、こちらの記事をご覧ください。
慢性的な下痢や便秘というのは、生活習慣から生じる事もあるようですので、まずは食生活の改善から始めてみませんか。
腸の調子が悪いときには整腸作用のある3種類の食べ物が効果的！
腸の調子が悪いときには、乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖を多く含む食べ物などを取るとよいといわれています。
では、それぞれの成分にどのような働きがあるのか、そして3つの成分を多く含む食べ物を見てみましょう。
乳酸菌
乳酸菌は、発酵食品に多く含まれています。
乳酸菌による発酵は、食品に酸味を主体とした味や香りの変化を与えるとともに、乳酸によって食品のpHが酸性側に偏ることで、腐敗や食中毒の原因になる他の微生物の繁殖を抑えて食品の長期保存を可能にしています。
一部の乳酸菌は腸などの消化管（腸内細菌）に常在して、他の微生物と共生することによって腸内環境の恒常性維持に役立っていると考えられています。
・ヨーグルト
・チーズ
・醤油
・味噌
・納豆
・キムチ
・漬物など
朝食にお味噌汁を飲んだり、納豆を食べたりする日本食は、整腸作用のあるのある食事ですね。
食物繊維
食物繊維は、人の消化酵素によって消化されにくい、食物に含まれている難消化性成分です。
食物繊維は、大腸内で腸内細菌によりヒトが吸収できる分解物に転換されることから、食後長時間を経てから体内にエネルギーとして吸収される特徴を持ち、エネルギー吸収の平準化に寄与しています。
大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、食物繊維の不足は大腸の機能不全につながることになります。
ですので、食物繊維を多く含む食べ物を多く取ることは、大腸の健康な機能を保つことになります。
食物繊維には水溶性と不溶性があり、水溶性食物繊維はやわらかく大きな大便を作る作用があります。
・こんにゃく
・しろきくらげ
・ラッキョウ
・わらび
・ケール青汁
・つるニンジン
不溶性食物繊維は結腸や直腸で便容積を増大させ、排便を促進させます。便秘気味の方はできるだけ不溶性食物繊維を摂取することをお勧めします。
・こんにゃく
・あらげきくらげ
・わらび
・緑茶・せん茶
・緑茶・玉露
・豆類・おから
・唐辛子
・まいたけ
「こんにゃく」や「わらび」などは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を持ち合わせていますので、腸の調子が悪いときには「とりあえず、こんにゃくを食べる機会を増やそう」という感じでも良いかと思います。
また、水溶性でも不溶性でもなく、食物繊維の総量がどの食物よりも豊富に含まれている「寒天」は、肥満防止に役立つ成分としても知られています。
オリゴ糖
オリゴ糖は、様々な研究より、ビフィズス菌などの腸内善玉菌を増やす効果があることが確認され、さまざまな生理活性作用を期待して健康食品に利用されています。
整腸作用を期待して特定保健用食品として利用されており、単体を安価に高純度化すことが困難なため、市販品の多くは液体で流通しています。
産地直送の美味しい食材は、こちらの宅配サービスがお得です。
日々忙しい生活を送っていると、腸の為に必要な栄養素を取ることが難しいときもあります。次に、簡単・効率的に食物繊維を摂取する方法をご紹介します。
資料参考：文部科学省・食品成分データベースから引用
長期的に腸の調子を整える為の整腸作用、一番簡単で効果的な方法
上記で示した様に、乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖を含む食品を毎日食べることは大変ですよね。
そこでお勧めしたい食物繊維の摂取方法が青汁です。飲み物でしたら、毎日どんな食事をとっても、食事と一緒に簡単に摂取できますね。
大麦若葉の青汁には、整腸作用のある食物繊維が多く含まれているので、一緒に配合されているヒアルロン酸の吸収効果も向上されます。
また大麦若葉の青汁には、肌の健康維持や抗酸化作用、シミ・ソバカスの予防効果が期待できる明日葉・ゴマ若葉・キダチアロエが配合されていますので、腸の調子を整えるだけでなくお肌の若返りにも効果があります。
青汁のお試しは、一杯88円から始めることが出来ます！
慢性的な腸の調子が悪い状況を長期的に改善するために、3か月ほど青汁を続けてみれば効果がみられると思います。
食物繊維のあるいろいろな食材を毎日食べると、野菜だけで毎日500円以上はかかってしまいます。それを考慮すると、一杯88円で食物繊維を取ることができる青汁は値段的にもお得ですね！
腸の調子が悪い時の対処法・慢性的な下痢や便秘を解消する整腸作用のある食べ物のまとめ
腸の調子が悪いなと感じる方は、慢性的な下痢や慢性的な便秘の症状があったりします。
この記事では、長期的に腸の調子の改善をするには、整腸作用のある食べ物を食べたり、整腸作用のある成分を摂取する方法をご紹介しました。
整腸作用のある食べ物は、次の様な食べ物を摂取することです。
♦乳酸菌を含む食べ物（ヨーグルト、納豆、味噌、など）
♦食物繊維を含む食べ物（こんにゃく、わらび、きくらげ、など）
♦オリゴ糖 (ビフィズス菌を含む飲み物、など）
日々の食生活で、上記の様な食べ物の摂取が難しい方には、食物繊維の多く含まれた大麦若葉の青汁がおすすめです。
どんな食事をする際にも、一日一回、青汁を飲み物として摂取するだけで整腸作用があります。
慢性的な便秘や慢性的な下痢に悩まれている方は、腸の調子を整えるために青汁を試してみてはいかがですか？
