暮らしと災害対策

一般企業や個人事業主とその従業員が存在しなければ徴収できる税金もない

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世の中の根本的な仕組みを振り返ってみよう。

世の中、皮肉ですね。

学歴は関係なく、中卒でも高卒でも大企業を作り出し、多くの人たちに給料を払い、その家族を食べさせている人々がいる。

その反対に、学歴ばかりを気にして、しかもどこの大学の出身かを気にしている公官庁の職員は、上記の人々からいかに税金搾取できるかを考えている。どんなに学歴が高くても、企業を作りだしている人々がいなければ、徴収できる税金すらないはずなのに、国内の規制・法律を作ることができるという権力を振りかざし、自分たちがこの国を仕切っているような態度は一体何なのでしょうか。

企業や個人事業主とそこで働く人々がいなければ、公官庁組織は成り立たないですよね。一般企業やその従業員が存在しなければ徴収できる税金もないのですから。

今のこの国の組織は、高い年貢を取り立てる大名のようですね。各省庁から出向という形で地方自治体の副市長・副知事に配属されていることも、まるで江戸時代の大名が幕府から地方に配属されていた実態と同じです。

ですから、世の中はよくなっていないし、貧富の差は広がり、多くの人がますます貧しい状況に陥ってきてしまっているのです。

その原因も、学歴を重視した官公庁の人事により、その人たちによってつくられた多くの愚策が原因です。彼らは自らが法律を作ることができる立場で鼻が高くなっているようですが、その愚策が国民を貧困に追いやっているのです。

派遣制度を広げたことも、天下の愚策ですね。この制度が全国に広がったことは、国民全体に貧困が広がった原因の一つです。

また、コロナ禍でみんなが困っているのに、飲食業と観光業だけを救う策など一部の人だけを救う偏った政策も同じです。コロナ禍で就職ができない人を救おうとはしないし、コロナ禍で雇い止めになってしまった人を救おうとはしないのです。

また、コロナ禍ではなくても、それぞれの家庭の事情で大きな支出がある人は大勢いますし、その人たちがどんなに頑張っても追いつけない支払いがあったりするのです。それは、いろいろな立場の人たちの話を聞くことで、国民の実態が見えてくるはずですよね。

どんなに学歴が高くても、国民の現状が見えていないようですから、愚策が次々と生まれているのです。

この国を変えるには、政治家の入れ替えをするだけでなく、現状の公官庁の職員の入れ替えをしない限り、何も変わらないのです。

そのためには、法律を変えなければいけません。しかし、現状の人々が要る限り、そのような法律を変えることすら議題には上がらない。

税金の徴収をしなくても永遠と終わらない経済を回す方法があっても、搾取をすることしか頭にない人々は、そのような新しい仕組みを受け入れることすらできない。むしろ、税金を搾取することで、国民を精神的に操ろうとしているのです。

「みんなが良くなるべき」という考えと、「自分さえよければいい」という現状の考え方の違いなのでしょうね。今の世界には「みんなが良くなればいい」という世界では納得できない人がいるということでしょう。

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国家公務員の給料問題

公務員の給料が高いと言う人もいますが、一般の企業に比べたらどうなのでしょうか。その比べる先にもよると思いますが、30代40代になると、子供にかかるお金や親の介護にかかるお金などが発生してきます。

それらの金額を計算したとき、どうしてもある一定金額以上を稼いでいなければ、世帯年収が1000万円以上あっても家計が苦しい状況になってしまいます。

それは、公務員でも同じではないか、と思うのです。

その人生設計の計算ができる人なら、公務員になろうとは思いませんよね。ある時突然生活にかかる経費の支払いができなくなってしまうかもしれないのですから。となると、賢い人は、もっとお給料の高い一般企業に流れていくのは必然の結果なのではないでしょうか。

また、公務員採用後に一般企業に流れていく人々は、それと同時に内部情報も流れているのでしょうけれど。

そして、中途採用で30代40代で公務員になろうとしても、採用後の給料が自身の20代の年収以下の収入になるなら、中途で公務員になろうとは思いませんよね。

世の中、お金がすべてではないですけれど、自身と家族の必要経費を払うことができない仕事につくことは難しいですよね。それこそ、眠れない日々が続くのではないかと思います。

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誰にでも起こりうる経費を払うことができない月給に疑問

しかし、特に地方では月給20万円も行かない会社は多く存在しています。ほとんどの国民は公務員になれないのですから、一般企業で働いていますが、月給20万円で介護に15万円かかる場合、どうやって生活してくのでしょうか。

現状を変えていかなければ、貧富の差はどんどん広がり、多くの国民が苦しい状況になってしまいます。

やはり、そのためには身体の理由で介護や病院にお世話にならなければいけない人を基準に、一定金額を全国民に毎月支給して国内で回しつづけることをが一番の解決策だと思います。

『自分の努力があるから高収入があるんだ!』『自分の努力があるから高い税金を収めているんだ!』という意見もあるかもしれませんが、もし自分が真逆の立場になったら?ということを考えたら、どんな状況の人にも助け船は常に出されるべきではありませんか。

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そのような仕組みの中で、それぞれが好きな仕事をしたらよいのではないでしょうか。そもそも、嫌いな仕事をしているから「ブラック」という言葉が生まれてきたのだと思います。

パナソニックの松下幸之助さんは、夜中の2時3時まで仕事をしていたけれど、それに対し「ブラックだ!」と言っていたと思いますか?好きだから、時間を忘れて何時間でも作業をすることができたのです。

現代の多くの個人事業主の人も同じだと思います。「好きだから」何時間でも苦にはならないし、時間を忘れてしまうことだってあるのです。好きなことをしていれば、時間の流れは一瞬ですね。

(私個人も、個人事業主をしてきたときには一日18時間仕事をするのは普通でしたし、それに対して嫌だなと思ったこともありません。)

もちろん、一日18時間も仕事をすることが当たり前で普通である、ということを言っているのではなく、作業時間は一日7時間でも8時間でも、また3時間でも良いと思いますが、好きで仕事をしているのと、嫌々仕事をしているのでは時間の流れ方が全く違いますから、精神的な苦痛度も違うということです。

ベーシックインカムのような制度があれば、嫌で嫌で仕方がない仕事をいつまでも続ける必要もなくなるのではないでしょうか。

人々が「好きな仕事」をすることができれば、世の中の精神的な苦痛からも多少は解消されるかもしれませんね。現状のように嫌々高給取りの仕事をしなくても、お給料が少なくても好きな仕事をすることができれば、ベーシックインカム制度で生活の保障はされている、という状況になるのではないでしょうか。

そうすることで、世の中の詐欺も減るでしょうし、社会の在り方そのものも変わってくるのではないでしょうか。要するに、利益の為だけに存在していたものや、人や社会にとって本当は必要なかったものは徐々に排除されてくるのではないかと思うのです。

ですから、『現状でいかに高い給料を稼げるか!』という考え方では、世の中はいつまでたっても資本主義が続いてしまいますが、そうではなく、世の中のお金の巡回の仕組みそのものを変えなくてはならない時にいるのではないでしょうか。

この仕組みができれば、『保険』というものは必要なくなります。毎月の補償があるのですから。ですから、全ての人が良くなる仕組みを提唱するということは、自分の利益しか考えていない人々から反対意見などが出てくるでしょう。また自称エコノミストと呼ばれる人々にとっても都合の良い話ではありませんので、「すべての人が良くなる仕組み」を押し潰そうという行動も生まれるかもしれません。

今は資本主義の限界にいることに気づき、もっと人を憐れむことを考慮し、それは自身の精神的苦痛から解放されるという、自身を憐れむことにもなるのだということに気づき、新しい社会の構築ができたらいいですね。

この国は、数百年に一度、社会の在り方が変わってきているのですから、現代の私たちもたまたまその変化の時代に生きているのだと思えば、変えられない仕組みなどないのは分かっているはずです。

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