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野菜や果物をとる食生活を続ければ、脳梗塞・心筋梗塞の予防につながる

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血液を浄化するために、生の野菜・果物・魚・卵などの食品を毎日食べて、体内の代謝酵素の働きを活発に

私たちの体は食べた物から出来ており、健康な生活をするには食生活をの改善をすることが大切です。

それは、前回の記事でも書いているのですが、自然界にどんなに抗ガン作用のある食物などが存在していても、普段の食生活が改善されなければ、それらの食物から効果がみられることは難しいということです。

前回の記事:ハナビラタケ、黒ニンニク、冬虫夏草など癌に効く食物が効く人と効かない人

では、どのような食生活をとることが望ましいのでしょうか。

健康365という雑誌では、生の野菜や果物を摂取することによって、沢山の酵素(Enzyme エンザイム)を取り入れることができる、ということが書かれていましたので、ここでご紹介します。

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偏食・運動不足の現代人は酵素不足で血管が詰まりやすく脳梗塞や心筋梗塞を多発

私たちは体内に酵素を持ち消化吸収やエネルギーを生み出すのに活用している

偏食や過食、添加物の多い加工食品の取り過ぎなど、私たち現代人の食生活は乱れがちです。食生活の乱れは栄養不足をもたらします。中でも慢性的に不足しているのが酵素です。

酵素は生きた動植物に含まれる物質で、その多くはたんぱく質でできています。生物の体内で、酵素はさまざまな化学反応をスムーズに進める触媒の役目を果たします。その種類は非常に多く、3000~1万種以上ともいわれます。

こうした酵素のうち、私たち人間の体内に存在するものは「体内酵素」、野菜や果物、魚、肉、卵などの食品に含まれているものは「食物酵素」と呼ばれています。食物酵素は体内酵素を助ける働きをします。さらに、体内酵素は、その働きによって「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類に分けられます。

消化酵素は食物を体内に取り込みやすい形に分解して、消化・吸収を助けます。例えば、唾液の中に含まれている「アミラーゼ」という消化酵素は、食品の中のでんぷんを、吸収が早いエネルギー源である麦芽糖ばくがとうに分解します。

一方、代謝酵素は生命活動を支える働きをし、胃腸から吸収した栄養素をエネルギーに変えたり、血管や内臓の働きを活発にしたりします。さらに、骨、筋肉、皮膚、ホルモン、神経伝達物資などの材料として利用されることもあるのです。

体内酵素はまず優先的に消化酵素として使われ、次に代謝酵素として使われる性質があります。ただ、体内酵素は一生のうちで作られる量に限りがあるため、効率よく使わなければ、たちどころに不足してしまいます。実際、現代人の多くは体内酵素が欠乏した状態に陥っていると、私は考えています。

体内酵素の不足は、ある程度食品で補うことができます。食品に含まれている食物酵素が、消化酵素の働きを補ってくれるからです。

ただし、酵素の弱点として、熱に弱いという性質があり、加熱調理された加工食品には酵素がほとんど含まれていません。そのため、加工食品をたくさん食べる現代人の食生活では、酵素が不足してしまいます。偏食や過食を続ければ、多くの消化酵素が必要になり、体内酵素を無駄に浪費することになってしまうのです。

また、老化やストレス、運動不足なども体内酵素を減らす要因です。老化やストレスは、体内で酵素を作り出す働きを弱めてしまうため、体内酵素の分泌量が減ってしまいます。

さらに、運動不足ですと、血行不良と筋力低下をもたらし、血流や筋力を改善するために代謝酵素が大量に消費されてしまうのです。



酵素不足で血流がどろどろになると血管が詰まり脳梗塞・心筋梗塞の危険増

では、体内酵素が不足すると、どのような変化が私たちの体に生じるのでしょうか。

まず、消化酵素が不足すると、食品中の栄養素が完全に分解されず、血液中に過剰に取り残されるようになります。また、代謝に用いられるはずの酵素が消化に回ってしまうため、代謝酵素が不足してしまいます。その結果、消化も代謝も不十分となり、血液がドロドロになって血管が詰まりやすい状態になるのです。

血液がドロドロになると、酵素の運搬を担う赤血球が、団子状にくっつきあってしまいます。団子状に固まった赤血球では末梢血管(細い血管)を通過できなくなるため、全身の細胞に十分な酵素が行きわたらなくなるのです。また、血管や臓器、筋肉で作られた老廃物が排出されず、蓄積されてしまうのです。

さらに、白血球も赤血球に取り囲まれて委縮し、活動を妨げられてしまうため、免疫力(体にとって異物である細菌やウィルス、ガンなどに抵抗する能力)が低下して、病気にかかりやすくなります。

血液がドロドロした状態が続けば、血中のコレステロールやブドウ糖が増えて血流が悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞を発症する危険性が高くなってしまうのです。

 

血液浄化には生の食品だけでは不十分で血液若返り酵素が酵素不足を解消

食生活の乱れは老化、ストレスなどで酵素不足に陥ると、血液がドロドロになって血行不良を招き、生活習慣病になる危険性を高めてしまいます。

血液の粘着度を下げるためだけなら、水を飲めばある程度はサラサラになります。しかし、酵素を運搬する赤血球を正常な形にして免疫力を担う白血球を活性化させなければ、本当の意味で血液が浄化されたとはいえません。

血液を浄化するためには、食物酵素がたっぷり含まれている生の野菜・果物・魚・卵などの食品を毎日食べて、体内の代謝酵素の働きを活発にすることが大切です。食物酵素を補えば、消化酵素として使われる体内酵素が減り、代謝酵素に回ることができるからです。

十分な量の代謝酵素が確保されて活発に働けば、免疫、解毒、生殖、排せつ、神経伝達といった生命活動も円滑に行われるようになります。

体内の酵素不足を補うには、生の食べ物の他に、酵素の宝庫といわれる納豆・漬物・味噌・酢・チーズなどの発酵食品をとる必要があるのです。

しかし、実際に食品に含まれる食物酵素だけで体内酵素の不足を補うには、食事の7割以上を生の食品でとらなければ難しいだろうと、私は考えています。

ドロドロの血液が浄化されれば、脂質異常症や高血糖の予防・改善の効果が期待できます。また、酵素や栄養などが行き渡って血管細胞の代謝が良くなれば、動脈硬化の予防・改善にもつながるでしょう。

こちらは、元藤田保険衛生大学客員准教授の長谷川信博さんによって書かれた健康365のコラムです。長谷川さんは自然の食物が持つ病気治癒力に注目し、特に食物の酵素について長年研究を重ねました。専門は疫病学、微生物学。日本ホリスティック医学協会顧問、愛知県社会保険協会「健康づくり」講師として活躍。

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生の野菜や果物をとる食生活が脳梗塞・心筋梗塞の予防のまとめ

ここでは、血液を浄化するためには、食物酵素がたっぷり含まれている生の野菜・果物・魚・卵などの食品を毎日食べて、体内の代謝酵素の働きを活発にすることが大切だということが分かりました。

近年は、どこへ行っても何でも食べられるようになりましたが、添加物の入った物や加工物などを控え、できるだけ生野菜や果物の摂取に心掛けたいですね。

その様な食生活をすることにより血液がサラサラになり、もし何かの原因で体調が不調になったとしても、植物によって改善することが出来るかもしれません。

ハナビラタケの効果・効能:ガン消滅、糖尿病改善、血液サラサラ効果

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