暮らしと災害対策

電気自動車が増えると、消費電力も増える。発電所も増やす必要がある?

暮らしと災害対策
スポンサーリンク
スポンサーリンク

電気自動車が増えると、消費電力も増える

現代の社会において電気自動車を走らせるには、どこかで発電してエネルギーを作らなければいけません。

今後、電気自動車が増えるなら、原子力発電の必要性を唱える人が増え、それは時代に逆行する形になってしまいます。地震や津波などの怖さから、原子力発電は無くしていこうという世の中の方向性とは真逆の方向に向かってしまうかもしれません。

かといって、太陽光発電は、発電パネルを処分する際に有害物資を発することから、欧州では問題視されていると聞きます。ですから、太陽光パネルを使用している期間は問題が無いように見えても、パネルの使用が終わったときに、大問題が発生してしまいます。

そのような先を見据えた社会の方向性を考えると、現時点で電気自動車が話題になっているとはいえ、車の台数が増え、発電の増加が起こると、発電方法自体が問題視されることになります。

地震や台風などの自然災害が多く発生するこの国において、常に大量の発電量を確保することが問題になってくるのです。

では、風力発電や海洋発電を増やしてみてはどうか、という意見もあるかもしれません。かといって、風力発電も、その風力発電を作る巨大なタワーを作る為の資源も方法も、サステイナブルか?と言われたら、地球の資源を大量に掘り起こして使っているようにしか見えません。。。

そこで、今までと同じように発電方法や発電量を増やすことを考えるのではなく、少し視点を変えて考えてみてはどうかと思うのです。

要するに、最終的に世界が注目していることは、CO2を排出しない車を作ることであったり、CO2の排出を減らすことを目指す社会です。

では、そのゴールの為に、今までとは違う方法を取り入れてみてはどうかと思うのです。

トヨタは水素発電に力を入れているようですが、それは車に水素を注入したり、また電力を必要とするようです。

そこで、2008年に話題になった、ジェネパックス(Genepax)の「水と空気で発電可能とする燃料電池システム「Water Energy System」の反応メカニズム」を使う自動車の復帰も考えられます。なぜなら、1970年代に一度、電気自動車が世界に出てきたときに、世の中では受け入れられませんでしたが、ここ最近(50年後)は電気自動車が当たり前になりつつあります。

時代のタイミングや、人々が社会情勢と共に新しいエネルギーを受け入れられる状況にあるかどうか、ということもありますので、今は多くの人が金銭的に困っている状況の中で、水と空気で走る車が存在するなら、人々の関心はそちらに動いていくはずです。

今までのように電力を作らなくても、「空気と水」で車が動くシステムがあるのなら、「空気と水」で動く農機や家電に応用することもできるはずではありませんか?

今までの家電において、コンセントが必要としていたものが、全く違う物になりうる可能性があるということです。そしてもちろん、車、バイク、農業機械など、ガソリンを必要をしていたものは、全て水に置き換えることができるのです。そんな画期的なものが、この社会に出てきていたなんて、どうして今まで大きく話題にならなかったのでしょうか。

車を買っても維持費が高いのも、常にガソリンを買わなければいけないという状況からでした。しかし、ガソリンが水に変わるなら、維持費自体も格段に安くなるはずです。そして、人々の生活も大きく変わると思いませんか。

その仕組みは夢の話ではなく、既に世の中に存在していたものを、再度、社会に広めていこうということです。

そうすれば、輸入・輸出に頼らななくても、国内でサステイナブルな環境を作る大きな第一歩になると思いませんか?今の社会では、どうしても輸入に頼らざるをえない状況にあります。

しかし、サステイナブルな社会を目指すことが世界の目指す方向であるなら、エネルギー自体も自国で生産することは当然の話だと思います。

コロナ禍を経験して、もし世界で本当の疫病が流行ったとき、海上での物流が止まってしまったら、生活できなくなってしまうのでしょうか。そのようなリスクも、コロナ禍で考慮しなければいけない問題であったと思います。

災害の避難訓練も、学校の宿題も、そこにはドリルがあり、本番を想定して練習してみるものです。世の中が平和で、全ての人が健康で、今までと同じようにスムーズに回っていれば、自国で完結できる経済を考慮する必要はなかったのかもしれません。

しかし、もっと感染力の強い疫病が流行った場合、それぞれの国が国境を閉鎖することは当然のことであると思いますし、また物流も止まる場合も想定して、それでも国民が困らない世界を築いていく事が今後の未来において大切なことなのではないでしょうか。

ただ、電気自動車が流行っているし、CO2も減らせるから。。。といいながら、その発電は火力発電であったり、原子力であったり、その他の発電方法であったら、今までとそうは変わっていない状況です。

車だけをみたら、電気自動車は素晴らしい物に見えるけれど、その電力の供給はどこからきているの?ということをしっかり把握しなければいけませんね。

世界にロケットを打ち上げる能力があるのなら、空気を水で走る車を再度世界に広めることも可能であってほしいと思います。

皆さんはどう思いますか?

タイトルとURLをコピーしました