体力作りの三要素:筋力、持久力、柔軟性をバランスよく強化して、体の不調を改善しよう!
いつまでも元気に過ごしたいと誰もが思う事ですが、実際は多くの人がどこかに不調を感じながら暮らしています。
快適な生活を送る為には、体には思うように動いてもらいたいですが、体の機能は20歳代をピークに、あとは徐々に衰えていきます。
筋力が衰えたり、柔軟性が欠けてくると、体の特定の部分に負担がかかって、コリや痛みを引き起こします。しかし、日ごろから運動することによって思い通りに暮らすことも可能になります。
・体の不調を解消する方法
・体力作りの三要素【筋力・持久力・柔軟性】
について書いています。
体の不調を解消するための運動
快適な世界を送る為の体力アップ
体の不調の多くは、運動不足による体力低下が関係しています。
でうから、慢性的にどこかすっきりしないという場合には、体を動かすことで解消されます。
実際、アメリカでは「運動することで健康で長生きする」という論文が発表されています。
運動するというと、大変と思われるかもしれませんが、健康に長生きする為の運動は激しい運動ではありません。
快適な世界を送る為の体力アップや、体の不調を解消することは、『意識して体を動かす』程度で十分だそうです。
体を動かすことは、何歳になっても必ず効果が表れることですので、少しずつ始めてみましょう。
目的によって運動は違う
運動は大きく4つに分類され、アスリートのためのスポーツと、体調を整える為のフィットネスが対極にあります。
そして、この2つの間に、生活習慣病予防の為の運動と、体力の低下を防ぐための運動があります。
体の不調を改善するためには、体調を整えるためのフィットネスが効果的です。
それらのフィットネスは、家の中でもできることです。
>>自宅でエクササイズ・オンラインで受けるパーソナルトレーニング
体力アップする為にできること
私たちの現代社会の生活は、体を動かさずに済む方向へと発展してきました。運動不足が招く体力の衰えは、筋力の衰え、持久力、柔軟性の低下といった3つの形で現れます。
逆に言えば、筋力、持久力、柔軟性をつけるための3つの運動を組み合わせて体に刺激を与えれば、体力をアップすることができるのです。
・筋力アップは、盛り上がるような筋力をつけるのではなく、筋肉自体を活性化させることです。
・持久力アップには、有酸素運動と言われる運動をすると効果的です。
・柔軟性を高めるには、かたい体をほぐすことに意味があるのですから、自分の柔軟性に応じて体を伸ばしていけばいいのです。
運動量は時間は、現時点において何か体力づくりをしている人と、していない人では異なります。
何か運動をしている人は当面20分を目標に、していない人は5分ほどから始めてみるとよいでしょう。
運動し始めてみると、だいたい1週間くらいで「楽になった」と自覚できるようになりますから、まずは1週間続けてみてください。
体力づくりの3要素
体を動かさずにいると、どんどん機能が低下していきます。かといって、腕の筋力だけ、あるいはスタミナだけなど、どこかの部分だけを鍛えても体力作りのボトムアップにはなりません。
必要なのは筋力、持久力、柔軟性の3要素です。運動不足が招く体力の衰えは、この3つのどこかに現れてくるものです。
健康な体作りには、この3要素をバランスよく強化させていくことが大切です。
筋力:パーツの力をアップ
筋力は何か特別に重いものを持つのに必要な力と思われがちですが、ちょっと手足を動かすのにも必要なものです。
ですから、体の各パーツの筋力が高まれば、いつまでも日常の動作がスムーズに行えますし、腰痛や膝関節炎の痛みをやわらげることができます。
また、筋力の低下は、体の痛みや疲労感を起こす原因になります。筋肉は適度な刺激を与えることで、疲労感などを取り除くことができます。
関節痛などの傷みがあるからは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
>> 人工関節置換術の体験談!関節痛・股関節の痛みが無くなった!
持久力:全身の機能向上
体を動かすと感じるだるさやしんどさは、持久力の低下が原因です。
体を動かすときには、たくさんの酸素が必要になります。筋肉が酸素を取り込めるようになると、疲れにくくなり体を動かし続けることができます。
これが、「持久力がつく」ということです。
持久力アップには有酸素運動が効果的ですが、もっとも手軽なのはウォーキングです。
他にも、階段を昇る、掃除をするなどの日常の動きも立派な有酸素運動です。
>>有酸素運動とは?20分以上続けて脂肪燃焼できる!室内で出来る運動
柔軟性:体のメンテナンス
柔軟性があるというのは、筋肉が柔らかく血液が流れやすい状態であり、関節の動きもスムーズであるということです。
筋肉や関節に柔軟性が保たれていると、体を動かしやすくなります。
反対に、関節を広げたり筋肉を伸ばすことをしないと、かたくなったり血行が悪くなり疲れやすくなります。
ストレッチなどでかたくなった筋肉や関節を伸ばしましょう。無理して伸ばすのではなく、体をほぐす程度から始めてみましょう。
体力作りの三要素:筋力、持久力、柔軟性をバランスよく強化することのまとめ
この記事では、基本的な体力作りをすることによって、体の不調を改善できる方法をご紹介しました。
体力作りの3要素は、筋力・持久力・柔軟性の三つがあり、アスリートの様に無理な運動をしなくても、簡単に体を動かすことで体調不良は改善されます。
今まで運動をしてきている方は、継続して毎日20分以上の有酸素運動を続けてみたり、これから始める方は最初は一日5分でも体を動かすことから始めてみましょう。
どんな動きをしていいのか分からない方は、2週間無料で受けられるオンラインフィットネスや、パーソナルトレーナーによる無料診断を受けてみるのもいいかもしれませんね。
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参照:医学博士久保明さん、東海大学医学部客員教授