暮らしと災害対策

「公=おおやけ」の仕事をすることは、国民全員に中立公平であるべき

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行政や政府とは別格の「倫理委員会」を作るべきとき

中立公平な立場で物事を判断しなければいけない中央官庁、法務省、検察省などが、中立な立場を取っておらず、私利私欲のための権力争いを行い、自分の意向にそらない人物に対して不当な対応をしてしまう、ということが普通に起きているようですね。

それぞれの立場で言い分もあるでしょうし、その気持ちも理解できます。

しかし、公務員が自ら作った法律であるということを忘れてはいけません。ですから、本来そこに言い訳があってはいけないものです。

もしそこに一般人には分からない「圧力」などがあるかもしれないとき、行政や政府とは別格の「倫理委員会」というような組織に、報告したり、通報したり、相談できる場所があってもいいのではないでしょうか。

というのも、法務省や検察省の内部が不正を犯していたら、内部の人間はどこにも相談できる場所もなく、どうすればいいのか分からないこともあるかもしれません。

三権分立という制度はありますが、それとは別格に、各省庁や政府(内閣)とはまったく別人格の「倫理」を取り扱う部署を作る必要があるかもしれませんね。この部署こそ、今までの公官庁とは全く別人格にしなければ、今までと同じ用に、天下りに使われたり、自分の利益の為の人事になってしまいます。

ですから、その部署の人々は匿名であってもよいと思います。人物名が判明した時点で、その人物の買収にとりかかる人たちもいるかもしれないからです。そのような場所に相談、報告があった時点で、彼らが公官庁の誰にも知られずに調査を行えるような部署になるのがよいかもしれませんね。

今のデジタルの世の中、米国のNSAのように、デバイスを全てをハッキングできてしまう集団でもよいのかもしれません。スマホ、パソコン、全てから音声、文書、メールなどのデータを取得できる技術があれば、倫理委員会に報告された事案について、公官庁の誰にも知られずに調査できるからです。

最近は、総務省や農林水産省の汚職事件が話題になっていますが、それだけではなく、地方自治体レベルでもそのような不正が繰り広げられていたら?週刊誌の方たちだけでは、全てを追うことはできません。

どのような立場にあっても、正義が心の中にあるなら、内部告発や、当人が相談などができる窓口があるなら『やりたくもない書類の改ざんを押し付けられた』などという公官庁内の悲惨な事件も起こらなくなるのではないでしょうか。

権力を持つことができ、国民の書類の改ざんなどもできてしまう公務員に対する部署です。一般市民は、通常に警察、裁判所、などの仕組みを利用すればよいのかもしれませんが、公官庁で働く人たちの不正を防ぐための組織が必要な時に来ていると思いませんか?

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公務員の人事、採用方法にも疑問を持つべきではないか。令和になっても、武士の子は武士。

今の公務員は、世の中の為や国民の為ではなく、自分の給料の安定と、運良ければ権力を握ることができる「出世」のことしか考えていないようです。この人たちが人事権を握り、誰を採用するかの権利を握っている時点で、社会は良いものにはなりません。

私利私欲を望む自分と同類の人間しか雇わないでしょうし、本当に社会の為に働きたい人物は採用することはないでしょう。そのような正義のある人物を雇ってしまったら、自分だけが吸える美味しい蜜が暴露されてしまうからですね。

ですから、地方公務員にしても親族の採用を優先するのです。

この採用方法自体も変えていかなければ、今までと同じやり方で、今までと同じ思考を持つ人間が採用に関わっている時点で、これから先もこの国は何も変わることはないのです。まるで『武士の子は武士』ということを令和になっても繰り返しているのです。

ですから、政治家だけでなく、公務員に対しても世襲をやめなければ、いつまでたっても徳川の武士の時代と同じ日本のままではないですか?

または、三親等の親族内で同時期に公務員になることはできない、また、親族の採用も継続ではなく一定期間開けなければ採用不可、などというようにです。

公務員はあくまで、公平中立の立場を維持するための組織でなければいけないからです。自分の私利私欲のためだけに働きたいなら、一般企業に行けばいいだけの話ですよね。

公務員とは、「公=おおやけ」の仕事をするところなのです。

全ての国民に対して平等であるべきですし、自分と自分の親族だけが得をするように書類の改ざんなどができる場所であってはいけないはずです。

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では、倫理委員会が報告するべきところは?

それは、公共の電波や各種媒体を使って国民に真実を伝えることだと思います。ですから、最終的な報告先は国民であり、国民はその真実を知ったうえで、公官庁による犯罪も民間人と同じように法に従って裁きを受ければよいのではないでしょうか。

また、自分の身内(同じ公官庁の人間)だからということで甘い裁きをするようなことになれば、それはそれでその裁判員も処罰の対象にするのです。

全てを公(おおやけ)にすることで、公(おおやけ)の仕事をする人の戒めになり、不正を防ぐ事に繋がればよいと思います。

また、その覚悟がなければ、公(おおやけ)の仕事をするべきでもありません。

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