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令和1年度:インフルエンザとその他の感染症の死亡者数の累計とは?

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インフルエンザやその他の感染症での死亡者数の統計と比較2018年(平成30年)と2019年(令和1年)

今年、2020年(令和2年)は新型コロナ感染症(Covid-19)のニュースの話題が大きく取り上げられており、日本中どこへ行っても感染症対策が行われていますね。

しかし、今までの世界でもインフルエンザやその他の感染症は存在してきており、それらの感染症が原因で多くの方が亡くなってきました。厚生労働省では様々な統計を取っており、日本人の人口増加率や出生率、また死因の統計も発表しています。

そこで今回は、2019年(令和1年)と2018年(平成30年)の日本人のインフルエンザやその他の感染症の死亡者数の累計をご紹介します。

この記事は
・インフルエンザによる死亡者数
・その他の感染症による死亡者数
について書いています。
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インフルエンザや肺炎などの呼吸器系の疾患が原因の死亡者数の累計 : 2019年(令和1年)と2018年(平成30年)

死因 死亡者数(令和元年【2019年】) 死亡者数(平成30年【2018年】)
インフルエンザ 3,575 3,325
肺炎 95,518 94,661
急性気管支炎 371 397
慢性閉塞性肺疾患 17,836 18,577
喘息 1,481 1,617
その他の呼吸器系の疾患 74,453 72,779

ここでは、インフルエンザや肺炎などの呼吸器系の疾患が原因の死亡者数の累計を表しています。2019年(令和1年)と2018年(平成30年)の統計で、厚生労働省によって公表されているものです。

インフルエンザによる死亡数は、毎年3500人ほどになります。また、肺炎による死亡者数は毎年10万人近くいます。

それら全部を含む呼吸器系の疾患による死亡者数の累計は、毎年20万人になります。

そして令和2年になってからは、新型コロナウィルスが流行り始めましたが、12月22日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は200,658例、死亡者は2,944名です。

参考:厚生労働省:新型コロナの国内の発生状況

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感染症及び寄生虫症が原因の死亡者数の累計: 2019年(令和1年)と2018年(平成30年)

死因 死亡者数(令和元年【2019年】) 死亡者数(平成30年【2018年】)
腸管感染症 2,267 2,363
結核 2,087 2,204
敗血症 10,217 10,312
ウイルス性肝炎(B型,C型,その他) 2,657 3,055
HIV 41 43
その他の感染症及び寄生虫症 6,275 6,150

上記の表は、感染症及び寄生虫症が原因の死亡者数を示しています。

 

では次に、生活習慣病などが原因での死亡者数を見てみましょう。

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生活習慣病などが原因の死亡者数の累計: 2019年(令和1年)と2018年(平成30年)

死因 死亡者数(令和元年【2019年】) 死亡者数(平成30年【2018年】)
腫瘍 389,867 386,680
貧血 2,195 2,186
糖尿病 13,846 14,181
血管性及び詳細不明の認知症 21,394 20,521
高血圧性疾患 9,549 9,581
心疾患(高血圧性を除く) 207,714 208,221
脳血管疾患 106,552 108,186

糖尿病などの生活習慣病では、年間1万3千人以上の方が亡くなります。また、貧血が死亡原因の方は毎年2千人以上です。

腫瘍・ガンでの死亡数は、年間に40万人近くいることが分かります。これは、日本人の死因のナンバーワンに挙げられています。

ここから読み取れるように、生活習慣病や身近な病気からも毎年亡くなられていることが分かります。

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令和1年度:インフルエンザとその他の感染症の死亡者数の累計のまとめ

今回は、2019年と2018年の日本人の死亡原因についてご紹介しました。12月22日現在では、新型コロナウィルスからの2020年の死亡者は2944人です。

どんな原因があるにせよ、毎年多くの方が亡くなります。インフルエンザなどの感染症からも死亡者数は多くいますが、そのために国民全員のマスク着用や新生活スタイルが必要だという事はありませんでした。

その様な歴史からも、新型コロナウィルスへの対応は少々過剰すぎるのではないか?と疑問に思ってしまいます。

>>海外旅行から帰国後、空港での水際対策の検疫や自宅待機はあるのか?

今回の記事では、新型コロナウィルス以外の死亡者数の累計と比べることができたと思いますので、皆さんもぜひ、新型コロナウィルスへの対応はどうなのかと考えてみてくださいね。

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参考:厚生労働省:死因簡単分類別にみた性別死亡数

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