世界のどこの国へ行っても高層ビルの立ち並ぶ近代化が進みました。これからの世界はどこへ向かうのでしょうか。
世界の色々な場所へ行ってみると、どこの国へ行ってもほぼ同じ様に高層ビルが立ち並び、近代社会の中で生きています。
私個人的にはアメリカに20年住み2019年の秋ごろから日本に滞在しています。
2000年ごろにメキシコを訪れたときには、まだアメリカとの格差の様なものが感じられましたが、2018年にメキシコを訪れていた時には、ほぼアメリカ国内と同じ風景に発展していました。
また、去年は世界の十数か国へ行ってみましたが、それらの国々の違う所は食べ物と通貨くらいのもので、人々の生活は似たり寄ったりだという印象がありました。
中東のバーレーンは高層ビルの立ち並ぶ近代都市、エジプトでは馬車が高速道路を走っている風景もありましたが街並みは普通の都市。インドのコルカタも貧富の差はありますが町並みは普通の都市。
トルコ、ギリシャ、イタリアも、古い街並みを残していますが、ブランド店舗や飲食店は米国と特に大差はないように感じます。
国によって、食べ物の違いや物価の差はありますが、人々の生活には変わりありません。
要するに、世界中どこへ行っても人々の生活には物が揃い、車があり、ただ日常を繰り返しているにすぎないのです。
もちろん、どこの国でも外国人が国内に来れば、現地の人は金儲けのことしか考えていない、ということも世界中同じ状況です。
物が溢れる世の中で、99%の人々は日々の家賃や食費などの生活費を稼ぐため、何かしらの仕事をしなければなりません。
全てが揃っている世界の中で人々が生活していくために、どうしてこんなに苦労しなければいけないのでしょうか。
それは、この社会の仕組みが、ごく少数の人だけが富と権力を握れるよう作られているからです。
1900年代初めから見る世界の発展と、その背景
1900年代初めの第一次世界大戦前、ヨーロッパやアメリカではきれいな建築物が立ち並び、近代と変わらない生活をしてるような映像が残されています。
また、日本でも明治に入り、1800年代からの建物が立ち並ぶ中、人々の衣服が着物から洋服に変わる入れ替わりの時期を過ごしていたようです。
では、平和な世界の中で建物が並び、人々が満足している生活の中で、新たにお金儲けをするにはどうしたらいいか。
『全てを壊して、一から作り直せばいい。』と、考える者が出てくると思いませんか?
街の建造物や全てを壊すときに、今までの権力者も一緒に殺してしまえば、所有者のいない土地は自分が土地の新所有者と名乗り、同時に権力を手にすることができる。自分こそが新しい時代の支配者になり替わることができる、と思う人々が出てくるのではないでしょうか。
その結果、今の世界があります。
だから、米国やヨーロッパの都市部にも、また、日本の都市部にも1900年代以前の建物は残されていないのです。
すべて破壊された結果です。
しかし、今の現状は、世界中に高層ビルが立ち並んで近代化が進み、家庭に物があふれるようになってきました。
ではいずれ、経済を回す基盤である、物が売れなくなってきたらどうするか。
『また、全てを破壊すればいい、ついでに人口削減にもなる』と考える人がいると思いませんか?
過激な発言をしている様に思うかもしれませんが、これが残念な現実です。
世界のどこの都市に行ってもほぼ同じ状況で、各国は発展し、どこの国も特に何も変わりがないことに気が付きませんか?
近隣諸国の台湾や中国や韓国と日本の街がそっくりだということだけではなく、世界中どこへ行っても大した差はないのです。
その中で経済を回し続ける為にはどうしたらいいか?この世界の富を牛耳る者は次の様に考えるでしょう。
一つ目は、人々を洗脳し続ける方法。
人々が洗脳状態にあれば、メディアで見た商品をホイホイと買い続ける国民が生まれ、クレジットで借金をするという仕組みに参加させ、抜け出せないクレジットシステムの奴隷にしておく方法。
二つ目は、人々をガンの様な病気にさせ、治療費と薬代、ワクチンなど医療費で稼ぎ続ける方法。
こちらは先日の記事でもご説明しましたように、この国の癌患者は年々増えており、日本人の死因の第一位が癌となっている原因です。
>>日本人の死亡原因の第一位は過去40年間、ガン、死亡人数は毎年上昇。
発癌性のある食べ物を与えておけば、人々は自分で勝手に病にかかり、人口削減に繋がる。
三つ目は、架空の物語を作り出し、そこに産業を作り出して経済を回す方法。
架空の宇宙産業、架空の温暖化問題、架空の歴史、などなど。。。あまりにも嘘が溢れすぎており、何が真実か分からないのが現状だと思います。
しかし、それらのお金儲けの手口がばれ、世界中で人々の洗脳が解けてきてしまったら、支配者層はどうやって金儲けを続けるでしょうか?大衆を支配したいと願う人々が特権階級に居すわり続ける方法です。
また、破壊をするでしょう。
最悪の場合、世界大戦の様な破壊をもたらすでしょう。
だから、意図的にテロを作り出したり、近隣国が攻めてくるような仕掛けを作り、人々を戦争に対する意欲を沸かせ、実行に移す。
どこの世界に戦争をしたいと思っている国民がいるのですか?
そんな人はいません。金儲けをしたい人たちが仕組んでいる罠でしかないのです。
しかし、今までもそうやって世界中の富を稼いできたのです。そうやって生き残り、富と権力を一定の一族の間でのみ巨大化してきた人々がいるのです。
皆さんは、その様な世界をどう思いますか?
資本主義の限界に来ていることに気がつきませんか?
一部の人の富と権力の為に、多くの人が犠牲になる世界が繰り広げられているのです。
ですから、お金儲けを中心として世界を回す方向から、変わっていかなければいけない時に来ているのです。
世の中の真実を知り、今までと同じやり方を繰り返してはいけない
人の意識は、会社や学校であった嫌なことや、芸能人のうわさ話とか、国内の些細な問題とか、自分自身に共感できるような話題に目が行ってしまいがちですが、世界はもっと大きなところで動いて、その根本的な所を変えていかなければ、最悪の影響は全ての人に及ぶ結果になってしまいます。
今までの支配層はこのまま何も変わらないと言っていますが、彼らの言う『何も変わらない』は、「やり方」の話であり、このまま平和な世界が続くといっているのではりません。
今までの様に、『限界が来たら破壊を繰り返せばいい』という「やり方」は何も変わらないよ、ということを言っているのです。
その様な現実に気が付き、この社会の在り方を変えていくにはどうしたらいいのか、自分には何ができるだろう、と考えられるようにならなければいけませんね。
そのために、世の中の真実を知る必要があるのです。
自分がいる状況を知らないまま生きていては、世界がどこへ向かおうとしているかさえ分からないのです。
世界の真実を知ることができるなら、今までの仕組みを書き換えなければいけない時に来ている、と気が付くと思います。
それが、先日の記事で書きましたように、新時代を前にして、コロナ禍の今が時代の移り変わりの真っ最中にいることを理解する事だと思います。
人々の生活が近代化して、現状で満足できる状態になり、経済が滞り始めると起こる事についてのまとめ
ここでは、過去100年ほどの歴史をさかのぼり、各国の都市部がどのように近代化してきたのかをご説明しました。
都市が近代化する前には、破壊があったからですね。
全てが焼け野原になれば、人口削減と当時に、経済の発展ができる。その土地の所有者や新規に会社を始める人にとってはお金儲けをするチャンスが訪れる。
その様にして世界は経済発展をしてきましたが、ある程度経済が発展して人々の生活が豊かになると、経済成長がだんだんと緩やかになります。
そのような時、人々は色々な方法でお金儲けをすることを考え、最終的には他の人々の身体を蝕んで死に追いやんだり、また都市を破壊して立て直す、というようにどんな手を使ってでもお金儲けをする方法を考え出します。
その結果、1900年代に入ってからは世界大戦が何度も起こったのでしょう。
今の現状の世界を見ても、すぐにでも世界の舵取りを変えていかなければ、また、破壊の道を繰り返すのかもしれません。
ですので、私たちは今生きている世界の真実に気が付き、人としての生き方や、社会の在り方を変えていかなければならない時にいるのではないでしょうか。
最終的には、欲に生きるのではなく、謙虚に生きることで平和を維持できる、という真理にたどり着かなければいけないのだと思います。