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海外旅行から帰国後、空港での水際対策の検疫や自宅待機はあるのか?

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コロナ禍の海外旅行で、帰国後の水際対策とは?旅行者が通らなければならない検疫や自宅待機などについて

海外旅行へ行くことを待ち望んでいる人々は多いようですが、先日の記事『海外旅行はいつから行けるのか?国連サイトに答えがありました』でも書きましたが、世界の100か国以上の国では日本人の入国制限があるようです。

そして、日本へ入国できない国は世界で156か国にもなります。しかし、そんな状況の中でも、どうしても海外に行かなければならない人もいるかもしれません。

そこで、もし海外旅行へ行って帰国した際、空港や自宅で通らなければならない必要な手順をご説明します。

この記事は
・空港の水際対策とは
・検疫の対象の国とは?
について書いています。
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過去14日以内に【注の国】に滞在歴のない方

(1)空港の検疫所において、質問票の記入、体温の測定、症状の確認などが求められます。

(2)入国の翌日から起算して14日間は、御自宅や御自身で確保された宿泊施設等(※1)で不要不急の外出を避け、待機することが要請されます。

※1:自宅等への移動は公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を使用せずに移動できることが条件となりますので、事前に御家族や御勤めの会社等による送迎、御自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。

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過去14日以内に【注の国】に滞在していた方

(1)過去14日以内に、注の地域に滞在歴のある方は、検疫法に基づき、本邦空港にて検疫官にその旨を申告することが義務づけられています。

(2)空港の検疫所において、質問票の記入、体温の測定、症状の確認等が求められます。全員に抗原定量検査等(※2)が実施され、空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で、結果が判明するまでの間待機することとなります。

(現在流行地域の拡大に伴い、検査対象となる方が増加しており、空港等において、到着から入国まで数時間、結果判明まで1~3時間程度待機(再検査等の場合は2日程度要する場合もあります。)する状況が続いています。

帰国を検討される場合には、上記のような空港の混雑状況や待機時間について十分御留意しましょう。

また、今回の検疫強化によりすべての航空便が直ちに運休するわけではありませんので、航空便の運航状況についてご利用予定の航空会社のウェブサイト等でご確認の上、適切な時期をご検討しましょう。

※2:代替可能な検査手法が確立した場合は、その方法で実施される場合もあります。

 

(3)

検査結果が陽性の場合、医療機関への入院又は宿泊施設等での療養となります。

 

(4)

検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は、御自宅や御自身で確保された宿泊施設等(※3)で不要不急の外出を避け、待機することが要請されるとともに、保健所等による健康確認の対象となります。

※3:自宅等への移動は公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を使用せずに移動できることが条件となりますので、事前に御家族や御勤めの会社等による送迎、御自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。

(5)上記の検査等は、検疫法に基づき実施するものであり、検疫官の指示に従えない場合には、罰則の対象となる場合があります。

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【注の国】出入国管理及び難民認定法に基づき上陸拒否を行う対象地域


2020年9月20日現在、全体で159か国・地域になります。

次のリストの内、「*」は2020年8月30日に追加されたばかりの13か国です。

アジア

インド、インドネシア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国 (香港及びマカオを含む)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブータン*、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、モルディブ

大洋州

オーストラリア、ニュージーランド

北米

カナダ、米国

中南米

アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ドミニカ国、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ*、チリ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、バルバドス、ベネズエラ、ベリーズ*、ホンジュラス、ブラジル、ペルー、ボリビア、メキシコ

欧州

アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イタリア、ウクライナ、ウズベキスタン、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、キルギス、クロアチア、コソボ、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マルタ、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア

中東

アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン、パレスチナ、レバノン

アフリカ

アルジェリア、エスワティニ、エチオピア*、カーボベルデ、ガーナ、ガボン、カメルーン、ガンビア*、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コートジボワール、コモロ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、ザンビア*、シエラレオネ、ジブチ、ジンバブエ*、スーダン、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、中央アフリカ、チュニジア*、ナイジェリア*、ナミビア、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ*、南アフリカ、南スーダン*、モーリシャス、モーリタニア、モロッコ、リビア、リベリア、ルワンダ*、レソト*

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厚生労働省の問い合わせ窓口

厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(検疫の強化)

日本国内から:0120-565-653
海外から:+81-3-3595-2176(日本語、英語、中国語、韓国語に対応)

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海外旅行から帰国後、空港での水際対策の検疫についてのまとめ

この記事では、海外旅行から帰国後、空港での必要な手順についてご説明しました。

注の国に滞在していなくても、海外旅行から帰国後には2週間の自宅待機となります。また、空港から公共交通機関を利用することは禁止されています。

注の国に滞在して、空港での検査が陽性の場合は病院へ入院することになり、検査結果が陰性の場合でも自宅で2週間の待機になります。

どちらにしても、海外旅行から帰国した際には2週間の待機が必要になりますので、会社や学校へ行く必要のある方は海外旅行日程プラス14日の待機期間を予定に入れて行動してくださいね。

参考:外務省のコロナ対策

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