暮らしと災害対策

飲食店の『お名前記入制度』が非接触アプリCOCOAより効率的な理由

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長野県内の飲食店では、入店の際のコロナ対策として「お名前にご記入」を始めました。

長野県内では、東京都のGo to トラベルの解禁に伴い、飲食店の利用の際には「お名前のご記入」を始めている店舗が増えてきたようです。

お名前の記入の際には、電話番号と住所を記入することによって、万が一感染者が発生した場合に早急に連絡が取れるようにする為のものであると説明しています。

その制度を拒否するお客さんは今のところはいないようで、多くの人が感染対策に協力的なようです。

しかし、お名前のご記入ではなく『COCOAを使えばよいのでは?』と思う方もいると思いますが、なぜお名前記入制度が効率的なのか見ていきましょう。

この記事は
・お名前記入制度が効率的な理由
・プラスチック上のウィルス生存期間は2~3日
について書いています。
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『お名前記入制度』が非接触アプリCOCOAより効率的な理由

COCOA(ココア)は厚生労働省によって作られた、半径何メートル以内に15分以上いた場合に連絡が来るという感染症の通知機能です。

>>非接触コロナ対策・接触確認アプリで陽性者との濃厚接触の通知を受け取る

しかし、そのCOCOAをフル活用せずに、なぜ「お名前記入」を導入しているのでしょうか?

それは、多くの方がお忘れになっているかもしれませんが、感染症が発覚された3月4月頃は、段ボール上ではコロナウィルスの生存時間は24時間、プラスチックでは72時間の生存期間があると報道されたことによるものだと思います。

また、その他の物質上でのコロナウィルスの生存時間は次の通りです。(この報告は、新型コロナウィルスがCOVID-19と名付けられる前に出されたものです。)

皆さんの中でも、この上記の発表を覚えている方はいらっしゃいますか?

そんな中、非接触アプリのCOCOAでは、誰がウィルスの付いた物体を触ったかは分かりません。

同時に同じ空間にいなくても、ウィルスの付いた物質を2日後に触ってしまえば、そこから感染しているかもしれないという事を示しています。

ですから、お名前記入制度が非接触アプリのCOCOAより効率的であると思われます。

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感染者が物質に触ると、コロナウィルスは長くて2~3日物質状に生存

例えば、オンラインで商品を注文して、荷物が配達されるのを待つとします。

配達する人と直接やり取りが無く、荷物を玄関前に置いて行ってもらっても、もし配達員の方が感染していたら、その物質の上にはウィルスが付着してるという事です。

もしくは、もし感染者が物流倉庫で働いているとしたなら、その人が触った荷物は大概24時間以内に配達されますので、ウィルスの付いたままの段ボールやプラスチックの封筒が多くの人々の手元に届くという事です。

物流センターからでる荷物を触る配達員の方にも感染しますし、荷物が届く多くの個人にも感染します。

というように、『物質に付着するウィルスには生存期間がある』が最初の設定だったのにもかかわらず、オンラインショッピングが主流になりましたね。不思議です。

数か月前には、ウィルス生存期間情報が何度も報道されていたのにも関わらず、今は物質上に付着するウィルスの生存は無視するという世界になっていますから、配達される物にウィルスが付着したまま人々の手元に届いても、それが原因で感染した疑う人もいなくなるのでしょう。

また、スーパーマーケットへ買い物へ行き、もし無自覚の感染者の方が商品を触って棚に戻していたら、2日後にその商品を買う人がいたらそこから感染拡大をしているという事です。

今の時代は、スーパーマーケットで見かける物はほぼプラスチックに包まれていますから、コロナウィルスはそれらのプラスチックのパッケージ上で2~3日生存しているという事です。

以上の様に、物質上にウィルスが生存しているとなると、COCOAはどれほど効率的なものなのか?と思ってしまいませんか?

また、どんなに混雑しない店舗の空間を作ったとしても、感染者が何かを触れば、アウトですよね?スーパーでは、カゴやレジ付近だけではなく、一個一個の商品を消毒液で消毒しているのでしょうか?

世の中、不思議なことだらけだです。

数か月前に存在していたウィルスは、今はもう物質上では生存が確認されない世界が構築されたようです。

もし、本当のパンデミックのウィルスなら、今とは現状が違っていたのではないか?と思う今日この頃です。

ちなみに、先日は感染症の死亡者数の累計をまとめる記事にしてみましたので、ご覧になってみてください。

>>令和1年度:インフルエンザとその他の感染症の死亡者数の累計とは?

以上の様に、数か月前にウィルスの生存期間が段ボールやプラスチックでは長いという報道がされ、本来なら、物質に付着するウィルスがスーパースプレッターになるから、オンラインショッピングは控えよう、となるはずなのに。。

感染経路の分からない市中感染が増えてきたのも、そのような物質に付着するウィルスによる感染かもしれませんね。

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入店の際の『お名前記入』がCOCOAより役に立つ理由のまとめ

ここでは、飲食店で食事をする際に「お名前記入」が始まったことをご説明しました。

またコロナが始まってからの経緯を振りかえり、さまざまな矛盾が正当化された社会が成り立ったこともご紹介しました。

皆さんの感染対策の結果により、今はただの風邪さえひく人も少なくなっていると感じます。

また、今後海外旅行へ行かれる方は、空港での感染症対策の記事を参考にしてくださいね。

>>海外旅行から帰国後、空港での水際対策の検疫や自宅待機はあるのか?

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