日本国内の身近な食材から摂取できるスーパーフードは、すーぱでも買えるし、普段の生活に溢れている!
前回スーパーフードをご紹介した時には、1980年代に欧米で始まったスーパーフードをご紹介しました。
>>スーパーフードとは?少量で栄養・健康成分を効率的にとれる食べ物とは
しかし、多くの食べ物は日本で作ることができなかったり、普段聞きなれない食べ物も多かったと思います。例えば、ココナッツオイルがいいと言っても、日本の環境で自然にココナッツが生っている地域はありませんね。
世界のそれぞれの地域で、その環境にあったスーパーフードは存在していますので、今回は日本で栽培できて身近に食べることができるスーパーフードをご紹介します。
・日本のスーパーフード
・どんな食品があるのか
について書いています。
日本のスーパーフード・ジャパニーズ スーパーフード
日本スーパーフード協会では、日本の食文化において、日本人の健康と幸福に寄与してきたと評価される、伝統自然食品や伝統的製造法を有する国産の食品を、ジャパニーズ スーパーフードと定義しています。
ジャパニーズ スーパーフードは、カテゴリーごとに分類されています。
【分類1:発酵食品】 納豆、味噌、醤油、麹(糀)、甘酒、酒かす etc.
【分類2:米類】 玄米、玄米粉、玄米ぬか油、ぬか、ぬか漬け etc.
【分類3:茶類】 抹茶、緑茶、番茶、玄米茶、椿茶 etc.
【分類4:藻類】 昆布、海苔、ひじき、ところてん、寒天 etc.
【分類5:山菜・キノコ】 よもぎ、ビワの葉、桑の葉、葛、ITはなびらたけ etc.
【分類6:伝統自然食品】 梅干し、枝豆、大豆、小豆、そば、らっきょう、クニン、焼きいも、レンコン etc.
【分類7:地域ブランド】 もとぶアセローラ
日本のスーパーフード・発酵食品
発酵食品の中でも納豆は、プロバイオティクスと呼ばれる腸内環境を整えてくれる善玉菌のひとつである納豆菌が含まれています。プロバイオティクスは、お腹の中から元気にキレイに、免疫力を高めてくれる役割があります。
>>プロバイオティクスとは?生きて腸に到達できる有用な微生物・善玉菌
また、味噌の茶色のペーストは、大豆を発酵させているのでたんぱく質が吸収しやすい形になっています。味噌をはじめとした発酵食品は、世界でも長寿食としての研究が進められ、注目が高まっています。
甘酒:白のペーストは米を発酵させているので、糖質が吸収しやすい形になっています。甘酒は江戸時代のエネルギー飲料でした。砂糖代わりの甘味料としても使えます。
これらの発酵食品は、日常の食生活で簡単に取り入れることができる物ばかりですので、これからも継続して摂取していきたいですね。
日本のスーパーフード・米類
精白されていない『玄米』は、白米よりビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、とりわけビタミンB1が白米よりも多く含まれています。
そして、精白とは玄米から『糠(ぬか)』を取り除き白米にすることでできるので、ぬか自体にも多くのビタミンやミネラルを含んでいます。
また、ぬかから作る『ぬか漬け』は、米糠を使った漬物のことで、乳酸菌発酵させて作った糠床(ぬかどこ)の中に野菜などを漬け込んで作るものです。ぬか漬けは保存食品であり、ナトリウムやカリウムが多く含まれています。
ぬかのビタミンB1が野菜に吸収されるため、ぬか漬けを副食とすることである程度、脚気を防ぐ効果があるようです。
日本のスーパーフード・茶類
お茶には眠気の除去や利尿作用など様々な効能があり、特に抹茶は茶葉を粉にして飲むため、葉に含まれる栄養素をそのまま摂取することができます。
抹茶に含まれる主な成分は次のとおりです。
・カフェイン
・タンニン
・ビタミン
・ミネラル
・アミノ酸(テアニン)・たんぱく質
・セルロース
・サポニン
・カテキン/ポリフェノール類
・鉄などの各種ミネラル類
・香気成分(数十から数百種類)
日本のスーパーフード・藻類
コンブは特に豊富な食物繊維や鉄分、カルシウムなどが含まれています。
1908年に池田菊苗が、日本では古来から食材などとして使われてきた昆布の旨み成分がグルタミン酸であることを発見し、これがうま味調味料の味の素となりました。
他にも、昆布にはヒトにとっての必須元素であるヨウ素を多量に含有しています。
藻類の寒天は、ほとんどが食物繊維から出来ており、ほとんどカロリーがなく、腸において油や糖分の吸収を妨げることから、ダイエット食品として人気があります。
>>食べても太らない食べ物・便秘の解消と、食べて痩せる寒天ダイエット
日本のスーパーフード山菜・キノコ
4月から6月ころに野で取れるよもぎには特有の香りがあり、若い葉は食用され、生葉は止血、干した葉を茶のようにして飲むと、健胃、下痢、貧血など多くの薬効があるとされています。
ヨモギの精油は内服すると、血液の循環を促して、発汗作用、解熱作用が働き、浴湯料としても、のどの痛み、腰痛、肩こりの痛みを和らげる作用があります。
月経痛・生理不順・不妊にも効果があるとされ、ヨモギは多くの薬効があることからハーブの女王の異名があります。
ハナビラタケなどのキノコにはベータグルカンが多く含み、免疫力の向上に役立つを言われています。
>>βーグルカンとは?コレステロールの低下や血糖値の改善の効果がある?
日本のスーパーフード・伝統自然食品
・梅干しには、クエン酸の酸味が唾液の分泌を促して消化吸収を良くするとされています。
クエン酸によって物質代謝は促進され、疲れにくい体を作ることができます。クエン酸の効能のほか、血糖値の上昇を抑えたり、便秘の解消を助けたり、肝機能を高めることによって酔いを防止する効果もあります。
また、梅干しは抗菌の効能があることから、昔からお弁当やおむすびに利用されています。
・蕎麦は、ビタミンB1を豊富に含み、脚気などのビタミンB1欠乏症の予防に効果があります。
蕎麦(蕎麦粉)に含まれる特徴的な機能性成分としてルチンがあげられます。蕎麦に含まれるルチンは、毛細血管強化、高血圧予防、酸化防止などの生理活性を有します。
・豆類においては、大豆に豊富に含まれる蛋白質などはアルコールの分解を助ける働きがあり、「枝豆をつまみにするのは理にかなっている」と言われています。
また、アルコールの分解時間についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
>>アルコールの分解時間・体内からアルコールが消えるのにかかる時間
日本のスーパーフード・地域ブランド
アセロラは、日本で生産できる植物の中でビタミンCの含有が一番高い果物としても知られています。
レモンのビタミンCの含有量が100g中に100㎎であるのに対し、アセロラには100g中に1700mgのビタミンCが含まれています。
しかし、アセロラは熟した果実は傷みやすいため、一般にはほとんど市販されておらず、加工用には未熟果が用いられています。
日本では1958年に沖縄県に導入されて以降、同県で栽培されています。
ビタミンCを多く含む食品リストについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
>>ビタミンCの食べ物ランキング・1日に必要な摂取量はどのくらい?
日本のスーパーフードは国内で収穫できてスーパーで買える身近な食材のまとめ
この記事では、日本のスーパーフードをご紹介しました。
昔から日常で食べてきた、発酵食品、米類、お茶類などは栄養素が高い食べ物が多くあります。
ご飯や、お味噌汁などの日本食を食べる方たちは、毎日の様にスーパーフードを摂取することができますね。
参考:スーパーフード教会